雑誌『奔』は無期限休刊。
『奔』は、2020年12月をもって無期休刊とさせていただいております。
編集人の個人的都合によるものと、その後の本人の病気により、残念ではありますが継続がかないません。
購読者の皆様、執筆者の皆様、お世話になりました。伏して心より御礼申し上げます。
いずれまた何らかの形でおめにかかれることを願っております。
コロナパンデミックの中、ご自愛の上、ご健勝でありますよう祈っております。
編集発行人 望月至高
「奔」6号(冬号)掲載内容決定!!
(目次) 1P
■新型コロナ感染症から学ぶこれからのまちづくり 奈良女子大学教授 中山徹 20P
■子安宣邦著『「維新」的近代の幻想』を読む 京都産業大学名誉教授宮川康子 10P
■俳句 大井恒行 1P
今井照容 1P
綿原芳美 1P
大橋愛由等 1P
望月至高 1P
■コロナ禍は学生生活に何をもたらしたのか 慶大生 田中駿介 9P
■特集・代島治彦監督『きみが死んだあとで』上映会とトークの会
10・8山﨑博昭プロジェクト主催 17P
・映画『きみが死んだあとで』―政治主義を超えていく文学の眼 望月至高 6P
■山本義隆『私の1960年代』再読―コロナパンデミックで甦生する全共闘の
思想と歴史修正主義への批判 内海信彦 40P
■令和=論(補遺)―フェイクとしての「天翔」報道 添田馨 23P
■太平洋は踊る―太平洋島嶼におけるポスト植民地主義 佐藤清文 17P
■後記赫赫 1P
合計 148P
※発行は新年正月中旬となります。
『奔』5号装丁と発注案内と誤植訂正表
奔5号は10日頃の到着となります。
GOTOトラブルが、冗談ではなく見事にトラブルになりました。
連日感染者は過去最大を示し、まだまだうなぎ上りです。
いよいよ、分かってきたことは、感染後後遺症が残ること、
また、イタリアの報告ではペットの犬3%、猫4%から抗体が検出され、動物を介しても感染の恐れがあることも分かってまいりました。
政府の無策ぶりはそれとして、禍中の皆様の一層の防疫徹底による健康維持を願っております。
記
さて、第5号は、発送が少し遅れて10日頃になります。
期待してお待ちくださいませ。
また、皆様の拡販のご協力をお願い申し上げます。
なお、内容は前頁の「第5号目次」をご覧ください。
「奔5号」目次決定!
目次 頁
【トピック】
・コロナ感染対応を見ていると「沖縄戦」を思い出す
―いつの時代も政府は国民を守らない 太田隆文 4
・「#検察庁法改正案に抗議します」が垣間見せた
デジタル・コミューン 今井照容 9
【1970年元高校全共闘シンポジュウム特集】
・高校闘争から半世紀2・11シンポジュウム レポート山中健史 51
・高校生の闘争は時代を超える 小林哲夫 9
・2020・2・11シンポジュウム「高校闘争から半世紀」
集会の報告 金廣志 9
・仙台一高闘争―私の思い 作間信彦 12
・高校闘争から半世紀 池田実 6
・カモメは飛んだ!半世紀後の検証 望月至高 12
【新型コロナ・パンデミック】
・パンデミックの内と外 今野哲男 10
・根源の悲劇について―新型コロナウィルス禍における社会病態 添田馨 10
・28番目の感染症 佐藤清文 13
・コロナ行動指針 筑紫磐井 4
・ほくそ笑むのは誰か―コロナ事態を生きる 大橋愛由等 5
【評論】
・君は知っているか?政治革命時代は去り社会革命
の世になったのだ! 神津陽 7
・「敵基地攻撃能力」保有論を排し今こそ強力な軍縮運動を 杉原浩司 6
【詩・句】
・ヴィトゲンシュタインの沈黙(3) 山崎行太郎 4
・世界線 大井恒行 1
・幻に香港を憶う曲 江里明彦 1
・みづからの死 今井照容 1
・満たされぬ非詩とまだらな風 大橋愛由等 1
・残る花 望月至高 1
・後記赫赫 1
合計 177 [:contents]
今号は、特集は二つです。
コロナ問題は19、20、21世紀と続いてきた資本主義世界の限界と終焉を印象付けています。進行形の、しかもかなり長く生活を直撃していく問題に、どう考えておくかの断片を寄せていただいています。
本来は、医学系の専門家に書いていただくのがよかったのですが、人脈の適当なライターが見つからなかったのが残念です。
もう一つは、2月11日に高校全共闘シンポジュウムが東京で開催されました。
その当日の様子を、大谷行雄氏と山中健史氏のプロデュースで誌面にすることができました。当日の参加者元高校生活動家が300人ほど参集し、来賓に山本義隆、保坂展人世田谷区長が参加しています。
この企画は、元高校生活動家たちと、『高校紛争』の著者小林哲夫氏との取材と交流から出たもののようです。その小林氏に寄稿していただいています。
また望月が、小林哲夫氏の著書を読み解きながら、半世紀を経た今からその意義を書いています。
トピックには、メディア界を睥睨して毎回書いていただいているのは、今井照容氏ですが、今回はそれに加えて、映画監督の太田隆文氏に最新作『沖縄戦』の公開タイミングに合わせて寄稿いただいています。
過去最高のページ数となりました。
また、価格を大幅値下げして今号から、一冊700円(税送料込み)とします。
寄稿者の現在への危機感と、書くことによって暴力的な抵抗を試みる意思一致によってこの誌は成り立っています。
したがって篤志によって手弁当で寄稿いただいているのが実態です。
また製作費は望月個人の私財ですべてをまかなっており、自立した言論の条件を整えています。
なお、若い読者の眼に触れて欲しいので、阪大生協書籍部以外にも、今号から関西有名私大へ若干サンプル配布を行い、購読者受付を拡げます。
以上ご理解いただき、購読と拡販を宜しくお願い申し上げます。
5号の編集も佳境にはいっています。
5号の編集も佳境に入っています。
今号に関わる話を表サイト「俳愚人」へ書きました。
よければ閲読ください。
https://haigujin.hatenablog.com/entry/2020/07/11/140152
なお、発行は7月末、配送できるのは8月初旬です。
申し込み等は、コメント欄へ連絡先をかいてください、
管理者承認制ですので、プライベート情報は守られます。